先日、大阪市南港魚釣り園護岸で釣り教室の準備をしていると、小さな娘さんを連れたお母さんとお母さんのお母さん(祖母)が「これ、なんとかならないでしょうか?」と声をかけて来られました。見ると、、、
おばあちゃんの右手、人差し指にサビキの針が!しかも、縫刺し状態で、針先が出ている!カエシ部分は指の中…
あああ、これは相当、まずいですね。。。
若いお母さん(おばあちゃんの娘さん)が、「抜いてもらえませんか」と。しかし、この状態はちょっと、ムリ。。。
カエシが指の中なので引き抜くのは困難。針のチモトをペンチで切断し、針先の方から引き抜く手もあるかと思いましたがいかんせん、4号くらいのサビキ針なので小さくて難しそう。なにより、それはもはや医療行為にあたりそうで、赤の他人にそこまでの責任は持てません。
痛みはないのでなんとかなりませんか?とおっしゃいますが、病院に行かれた方が良いと。そこにはJOFI大阪メンバーが私を含めて5名ほどいましたが、全員一致で病院!破傷風なども怖いので、できるだけ早く治療をしてもらった方がいいと、近くで休日の救急も受け入れてくれるはずの「南港病院」を紹介しました。
おばあちゃんに話を聞くと、仕掛けを投入しようとした時に指先に針が当たり、重さでブスッと刺さったとのこと。想像するに針先が当たった時に、咄嗟に手を引いたか、思い切り竿を振り出したかのどちらかではないかと。
電話を終えた(おばあちゃんの)娘さん曰く、先生がまだ出勤前なので開院する9:00以降に来てくださいとのこと。さらに、事情を説明すると「ああ、はいはい、わかりました」と、慣れた感じで受け答えをされたとのこと。
針が刺さったと南港病院に駆け込む方って、やはり多いのかもしれません。
サビキ釣りは初めての釣り&ファミリーフィッシングの一大ジャンルですが、あの針数と仕掛けの長さは、やっぱり危険なだと思います。竿や仕掛の扱いに少しでも不安がある場合は、ちょっと面倒かと思いますが、針のカエシ部分をペンチでギュッと潰しておくのが安全面で良いかと。指などもそうですが、衣類にかかってもスッと抜くことができるので、万一の場合でもケガや被害を最小限に抑えることができるかと思います。
もしくは以前、サビキ釣りの安全性についてで紹介している株式会社 土肥富のブランド「マルト」製の「やさしいサビキ」がおすすめです。カエシの代わりに「こぶしアゴ」と命名された丸くて平べったい凸部で魚のバレにくさと、指などに深く刺さった際の抜きやすさを両立した針を使用。…ですが、私自身、釣具店ではあまり見かけたことがありません。見かけたならぜひ一度、使ってみてください(Amazonなどオンラインショッピングサイトでも販売しています)。


今回のケースのように自分の家族、もしくは自分自身ならまだしも、お隣さんを引っ掛けてケガをさせたり、最悪、病院行きとなると、もう最悪です。
また、初心者・ファミリーのサビキ釣りに限らず、すべての釣りは鋭利な釣り針を使用するのですから、特に港湾部などの混む釣り場、散歩など釣り人以外の人が訪れる場所では危険を常に想像、想定し、左右、後方の確認を一瞬も怠ることなく釣りを楽しみたいし、楽しんでほしいと思う今日この頃です。万一、他人(特に釣り人ではない他人)を傷つけるような事故があれば一発釣禁、でしょうから。
今回は、そんなところで。


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