うみぼうずのフィッシュグリップ

まずお断りしておきます。

今回のお話はまったくの私見であり、同製品を使用し、ひどい目にあわれた方がいらっしゃらないとも限らないことをご理解のうえ、ご一読いただければ幸いです。

随分前の確か3月に、泉大津の大津川河口付近でシーバスを狙っていた時のこと。ほぼまぐれで50cmオーバーをキャッチ! フィッシュグリップでランディングネットから魚を持ち上げ、フックをはずし、とりあえず写真だけ撮っておこうとフィッシュグリップで下顎をつかんだまま濡れたテトラに魚を横たえました。スマホを取り出しカメラアプリを立ち上げ云々しているうちに、魚がひとはねした瞬間、うわっ! グリップがはずれ、テトラからズリ落ちそうになる魚をなんとか押さえてことなきを得ましたが、そのあと、リリースする段階でもグリップ力が怪しくて、恐る恐るといったことがありました。(リリース前提の釣りならば、魚をきっちりと蘇生して帰したいので)。シーバスを本格的にはじめ出した私はこれを契機に、ちゃんとしたフィッシュグリップを手に入れようと決意しました(大袈裟)。

間違いのないフィッシュグリップといえばたぶん、おそらく、オーシャンマーク社製なのでしょう。わかってはいますが、しがないコピーライター、とてもじゃないけれど、あの金額を出せる余裕はありません。ダイワか、シマノ? あるいはドレスとか、あーでもない、こーでもないと検討していたときに、(いまやご存知の方も多いかと思いますが…)Umibozuなるブランドを見つけました(何で見つけたのかは、忘れました)。初見では近年大量上陸中の中国製ブランドかなと思いましたが、日本のブランド。Amazonのサイトにも「こちらは、日本の中小企業のブランドの商品です。」の記載。そこそこお安いし、なんとなくの直感で、(それなりにきちんと作られているのでは)と購入。注文履歴を見ると、注文日は2021年4月18日。金額は税込4,790円(税込)の記録がサイトに残っていました。

ゲームベスト着用時に常用しているUmibozu フィッシュグリップ 2021年 Amazon にて4,790円(税込)で購入

ということは丸4年間の使用。もっと長く使っていた気がしていましたが、そんなものか。でも、今のところガタつきもなく、動作もスムーズで無問題(毎回ではありませんが釣行後、真水で塩っけを洗い流しています)。最も気になるグリップ力ですが、80cmオーバーを何度かぶら下げていますが、落とすことはありませんでした。が、ほんのちょっと、ゆるいかも・・・。ハイブランドのグリップなら、もっと安定ホールド&安心感があるのかもしれませんが、なにせ使ったことがないのでわかりません。

でも、うん、80cmオーバーを年間、バカバカとキャッチするようなアングラーではない私のレベルでは、コストパフォーマンス面からも大満足。かなり気に入っておりましてメルカリでもう1つ、状態の良さそうなものを追加購入しました。

ヒップバックで釣行時に常用している Umibozu フィッシュグリップ メルカリにて3,000円前後で購入 わかりづらいですが1本目よりもカラーがよりブラック

Umibozuブランドからはそのほかにも、プライヤーやトレブルフックなどのフィッシングツール類が発売されています。クオリティについては、使用歴がないのでわかりませんが、フィッシュグリップから考えればそこそこイケているのでは?(フックの購入については少々冒険のような気もしますが)。

フィッシュグリップについてはもうひとつ、スミスの「イージーフィッシュグリップ22」も所有しています。サイズバリエーションが2種類あるうちの大きい方です。このグリップ、すごいなあと思うのが、ちょっとやそっとでは壊れそうにないシンプルな作りと安心できるホールド力。2〜3年前には人気品薄で、メルカリなどではプレミア価格で販売されていましたが、昨今は落ち着いているようです。金額もそこそこで、おすすめ。

サブで所有しているSMITH イージーフィッシュグリップ22 全長22cm版で握り込むと魚の下顎を挟んでカチッと固定できる2段ロック機構が特長

シーバスをはじめ、ダブルやトリプルフックで9cm以上のプラグを使用する釣りではよく言われていますが、最低でも全長20cm以上のフィッシュグリップを使った方が安全かと思います。魚の顎を掴んだ時にある程度の距離がないと、魚が暴れた時にルアーのフックが指にフッキングする事故になりかねませんので。

今回は、そんなところで。

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