毎年、心待ちにしているバチ抜けシーバス 。4月に入ったと同時にそわそわし始めて貝塚周辺から狙いはじめ、ゴールデンウィーク前からは毎年本命にしている堺エリアに通うのが例年のパターンです。ちなみに今年の釣行は以下の通りでした。
貝塚人工島 水路側
4/5(土)・12(土)
堺エリア
4/19(土)・26(土)・27(日)・30(水)・5/2(金)・4(日)・5(祝)・10(土)・16(金)・17(土)
トータルの釣果は(たぶん)31尾。最小は25cmのセイゴクラスで、最大は約73cmでした。
ちなみに貝塚ではアタリも得られず、釣果のすべては堺エリアで得たものです。
私自身が感じた今年の傾向は、とにかく渋い。というか毎年メインとなる50cm前後の魚がGWを通してかなり少なかったのではないかと。「アタリはあるがフックアップしない、、、→ 喰い渋っている」と当初は思っていましたが、手持ちの中でも最もソフトなロッドに変えて狙ってみると、20cm台、30cm台のセイゴサイズが掛かるようになりました。(アタリの大半はこのサイズなのか、、、)。そんなことから、毎年のアベレージサイズが、外海からバチ抜け場までそれほど入ってきていないという結論に達しました。理由は? 水温のせいなのかどうなのか、はっきりしたことはわかりませんが、毎年最盛期となるGW中に、いわゆる長バチとか引き波バチと呼ばれている大き目のバチの量が少なかったのでは。実際、一度も目視はできませんでした。
(今年はこのまま終わるのかぁ)と半ば諦めながら、諦めきれず、GWが明けた週の土曜日も引き続きバチ抜け釣行を続けると、例年ならほぼ反応がなくなるタイミングのはずが、まだまだ反応があり、どころか、反応が格段に良くなっていて、爆風の中で10バイト6尾キャッチ! サイズも平均40cmを超えてきました。さらに翌週末、仕事終わりの16(金)夜にも出かけ、今期バチ抜けシーバス初の70cmオーバーをキャッチ。この日は2尾で終わりましたが、翌日の土曜日は60cmオーバーを含め50cm前後を6尾キャッチと、やっとバチ抜けシーバスを楽しめた次第です。


私がバチ抜けのメインとしている堺エリアの釣り場では、例年よりもきっちり2週間後ろにズレた感じでした。もちろん、私だけの話でほかの人、ほかのエリアのことはわかりませんが、GW前に「今年はまだ本格化しない」と嘆く声やネット情報をいくつか見聞きしたことも確かでした。個人的な見解ですが、バチ抜けは月齢に支配される傾向が強く、水温にはあまり左右されないと思っていましたが、そうでもないのかと。今冬、大阪湾の水温がかなり下がったことに加え、季節が進んでもなかなか水温が上がらなかったことが2週間ズレの原因なのかどうか? そう判断するのは簡単なのですが、本当のところはどうなのでしょうか。
しかし、何が哀しかったかって、2週間ズレとはつまり、ちょうどGWが明けるということ。仕事が始まり、釣り場にそうそう出られなくなった瞬間からバチが出始めるというタイミングの悪さ。GW中の悪戦苦闘もそれなりには楽しみましたが、それでも、
バチ抜けに当たらず、なにかの「バチ」が当たった気分でした。。。
今回は、そんなところで。