南港魚釣り園護岸で魚拓体験 7/20版

2025年7月20日(日)10:00〜12:00に、大阪南港魚釣り園護岸にて「魚拓体験」コーナーを実施しました。

これは毎年、6月〜10月の期間、1カ月に1回程度の割合で、JOFI大阪が釣り文化の継承&お楽しみイベントとしておこなっているもの。まあ、JOFI大阪には魚拓の専門家はもちろん、魚拓愛好家もおりませんので、たしなみとしてそれなりにできる人間が実作業を担当(私ではありません)。釣り上げた魚を持ち込んでもらえば、無料で「それなりの」魚拓を仕上げるというもの。

写真などの記録媒体がない昔に、自分が釣り上げた魚の記録を残しておきたいとの欲求から生まれた知恵の産物であろう魚拓というものを釣りの文化の一つとして知ってもらおうという試みです。参加者の対象年齢は特に設定していないのですが、想定は小・中学生の子どもたち。テントの下で待っていても、なかなか魚を持ってきてくれる人もいないので、お子さんを見れば「魚拓って知ってる?」と声がけしています。だいたいは「知らなぁ〜い」となるので「おさかなにスミを塗って、紙に写すねん」などと説明すると、結構興味を持ってくれます。

この日は小学4年生の女の子に魚拓の説明と同時に「夏休みの自由研究にどう?」と提案してみると、すぐ「やってみる!」となり、おかあさんと一緒に魚拓を体験してくれました。持ってきてくれた魚は早朝に釣った小アジ。

ヌメリを落として、台に寝かせて、ヒレを立て、スミを塗って、紙に写してといった魚拓の手順説明とともに、アジの習性とか釣り方、締め方、持って帰り方、おいしい食べ方などを雑談を交えながら楽しんでもらいました。

お兄ちゃんが「釣りがしたい」と言い出しっぺになり、家族4人で来られたそうで、女の子はちょっと退屈気味だったところでの魚拓体験。ちょっとおもろいおっさん達と遊べて、夏休みの課題もできて、よかったかな? これをきっかけに釣りにもっと興味を持ってもらえたらいいなと思います。

他にもう1組、親子で参加いただいたようですが、私はちょうど護岸を巡回しており、巡回から戻ったときに終わって帰られるところでした。また、巡回中には初心者と思しき方々をメインに困りごとはありませんか?と聞いてみたり、釣りに関する質問に答えたり、などなど。

この日の釣況は、早朝(5:00〜7:00くらい)はサビキ釣りで小アジ、小サバ、イワシといった定番魚がよく釣れていた模様。日が高くなるにつれ、小アジは姿を消し、小サバとカタクチイワシがぽつぽつ。正午ごろには小サバもカタクチも沈黙しました。タコ釣りの方も数名おられ、状況をうかがいましたがあまり芳しくない様子。何かに追われる風でもなく、カタクチイワシの一群が水面をパクパク泳いでいるのを見かけましたので、どうやら苦潮気味のようでした。

あとは、もうとにかく暑い。2〜3日前の雨の後から、暑さの体感レベルがかなり上がったように感じました。

この時期、11:00〜16:00頃までの釣りは、ちょっと避けた方がよいかなと思います。

今回は、そんなところで。

あ、ちなみに次回は8月24日(日)10:00~12:00に南港魚釣り園護岸で実施予定です(雨天・荒天中止)。

夏休みの自由研究が決まらずお子さんと一緒に困っている親御さんなど、お子さんと一緒にぜひ、お気軽に。

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